広告・IT業界の人こそ知っておくべき「Dropbox」の効果的な使い方-アタラ、コンセント、メルカリ座談会

広告・IT業界ではテキストや画像、動画などさまざまなファイルを日常的にやり取りしている。このファイルをどう効率的に管理・運用していくのか課題を抱えている企業も多い。そうした中、大量のファイルを安全に保存し、簡単に共有できるサービスとして世界中で使用されているのが「Dropbox(ドロップボックス)」だ。そこで今回、そのビジネス版である「Dropbox for Business」を導入している各分野のトップランナー3社に“効果的な使い方”を聞いた。

トップランナーの“仕事効率化”の方法

——まずは各社、デジタルテクノロジーをどのように活用し“仕事の効率化”を進めているのか教えてください。

アタラ CEO 杉原剛氏

杉原:

私たちアタラはデジタルマーケティングのテクノロジーを駆使してコンサルティングから広告ツールの提供、システム開発を行っている会社です。社員の働き方もデジタルを積極的に活用し、より自由なスタイルを目指しています。というのも、社員のパフォーマンスを最大化させ生産性を上げるためには、それぞれが働きやすい環境を実現することが重要だからです。

オフィスは東京と横浜にありますが、出勤する義務はなく、コアタイムも設けていません。そうなると当然、仕事で使うファイルにどこからでもアクセスできる環境が必要になります。働く“時間”や“場所”から自由になれるように、いかに「クラウド」を活用できるかが効率化の鍵だと思っています。

コンセント 代表取締役/インフォーメーションアーキテクト 長谷川敦士氏

長谷川:

私たちコンセントは、サービスやプロダクトそのものの開発支援や、Webサイトなどデジタルから、雑誌などの紙媒体まで幅広くデザインに関するコンサルティングや制作を担う会社です。40年以上の歴史を持ち、現在約200人の社員がいます。

業務の効率化のためにさまざまなプロジェクト管理ツールを使用していますが、プロジェクトごとにあえて違うものを試すということもしています。これはワークスタイルの“プロトタイピング”と考えてのことです。

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