【前回のコラム】「広告夫婦が思う「独立して幸せになる人」とは?(福里真一さん・三井明子さん)」はこちら
2015年12月31日で面白法人カヤックを退職することを宣言し、株式会社コピーライターを設立した長谷川哲士が、「若手クリエイターが独立するときに大切なこと」を、同業種や異業種の先輩たちにたずねて回る!今、コピーライター、クリエイターとして独立するメリットや難しさとは?
今回のゲストについて
5回目のゲストは、Twitterから人気に火がつき漫画家・イラストレーターとして活躍する「森もり子」さんと、世の中を独特の表現で風刺する人気ツイッタラー(Twitterユーザー)の「とおるくん」。Web上で影響力のある二人に、SNSで人気者になるにはどうすればいいのか?Twitterを仕事につなげることは可能なのか?などいろいろ聞いてみました。

森もり子
漫画家・イラストレーター・ツイッタラー(Twitterユーザー)。
LINE Creators Marketから発売した「もっと私にかまってよ!」(返事をくれない彼氏を追い込むスタンプ)で話題を集める。

とおるくん
時事ネタや日常を独特の表現で風刺する人気ツイッタラー。大学生。
みんなが知っていることを、だれにも真似できない表現でつぶやく。
Twitterは言葉の表現に最も適している
長谷川:
僕はこれから独立するにあたって、インターネットの発信力をもっと鍛えていきたいと思っています。そこで、Twitterでフォロワーの多いお二人にアドバイスをいただきたいなと。
いま主にTwitterとFacebookで情報発信をしているのですが、
Facebookに投稿するとそこから仕事につながることもありますが、Twitterからはほとんどないんです
ね。でもまったく知らない人とコミュニケーションをとれるTwitterはすごいと思っているので、これからも続けていきたいと思っているんです。二人はTwitterについてどう思っていますか?
森もり子:
毎日ツイートしているし、1日に20~30回はTwitterをチェックしているんですけど、使いながらも、
Twitterはいつまで続くか分からない
なと思っています。ただ「じゃあ、次はこれ」というものがないんですよね。FacebookやnoteなどもTwitterと同じように何かを表現する場所だと思いますが、「テキストで表現する」ことに最適化されているのはTwitterしかないと思っています。

