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コラム

野呂エイシロウ「テレビPRで、売り上げをつくる!」

7年前の山本モナ問題から考える 広報PR業界「ベッキー復活」のシナリオ

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「お一人様サービス」「コンプレックス産業」はぜひともGO

さて、ベッキーさん。ベッキーさんも同じような不倫騒動の渦中にいる。現在はお休みをしているが、いずれ復活すると思われる。

多分、アドタイの読者さんの多くは、クライアントサイドの広告宣伝か広報の担当だと思われる。もし、インパクトだけで使おうと言うならリスクを伴う。もし、家庭の奥様、特に専業主婦の方々が使うものなら避けたほうがいい。

洗剤、化粧品、調味料、家具、家族旅行などは厳しいだろう。きっと。“家庭”“子ども”の臭いのするものはNGだ。あるとすれば、「ゲーム」「一人の旅行」「エステなどのコンプレックス産業」ならあると思われる。独身女性向けアプリも大丈夫だろう。

ギリギリで勝負をかけられるのが、「婚活サイト」である。通常、メディアでは扱われにくい産業である。ここで話題のベッキーさんを使うことができれば、すべてのワイドショーに登場することだろう。

だが、問題もある。そのイベントなどで使うときに、ベッキーさんの交際がどうなっているかによるだろう。きっと。というか、どうなっていてもOKなのだが、それが公になっているかどうか?というポイントである。公になっていないなら、インパクトはあるかなと思う。

つまり、「既婚女性の共感性」よりも「インパクト」が勝った場合は、ぜひともGOである。

だから、そのような産業に携わっている企業の担当者は今から復活を探ったほうがいい。もうそろそろダイジョウブかな?と思ったら、事務所に相談してみるといいと思う。もしかするとOKとなるかもしれない。

不幸か幸いか、この不倫騒動も、某プロ野球選手の逮捕事件ですっかり影を落としたと思う。意外に早く復活できる。ボクはそう考えている。ぜひとも、復活の道を作りたい。ボクもクライアント様と相談している最中である。今から楽しみだ。