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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

お笑いトリオ「グランジ」が東京ガスのラジオCM制作に挑戦!(ゲスト:遠山大輔さん、五明拓弥さん)【前編】

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プレゼンで拍手が起きるのを初めて目撃した

澤本:思い出しました?

遠山:今でも脇汗すごいです。早いね。

五明:早い。ネタが走ってる。

遠山:これ、ウケないパターンですよ。舞台では。

中村:そうやって見るんですね、ネタとして。

遠山:めっちゃ早かったです。声もでかいし。

権八:でも、ウケてたじゃない。

五明:いや、みなさんが本当に優しくて。

遠山:アップアップしている感じも込みで優しくしてくださったのかなと思いましたけど。

澤本:いや、でもプレゼンがあんなに面白いことってないですよ。だって、プレゼンで拍手が起きるの初めて見たもん(笑)。

権八:ネタを見るような、観客になった気分もあったかもしれないですね。面白かったじゃないですか。

澤本:しゃべりがやっぱりね。あのとき僕が思ったのは、よい原稿を書くのも大事だけど、プレゼンのときよい原稿と思わせるようにしゃべるのも大事だね。

権八:そうですね。ちゃんと自分で読むときに演出を入れてるじゃない。それぞれの役者風にね。そこがさすがに普段から舞台でやってるだけあって。

五明:本当に15年やっててよかったと思いました。

一同:

権八:あれは走ってるほうなの?

遠山:そうですね。自分のを聞いても思いましたし、五明のを聞いても思いました。

五明:鼻のがでかいの、目に見えるんですよ。フガフガ言ってるのが。

権八:ダダン!のタイミング早かったもんね。

澤本:走るというのは緊張してる、焦ってるということなんですか? それとは別なの?

遠山:たぶん無意識のうちに早く終わりたいという気持ちが。あと、舞台ではお客さんとの呼吸をどこかに感じながらやってるところがありますが、それを一切意識できてなかったなと。

澤本:なるほど。

権八:ちょっとわかるのは、プレゼンってネタをお客さんの前でやるのと違って、お客さんであるクライアントの東京ガスの人がもう原稿を持ってるでしょ。だから、何も知らないお客さんに対してポーンと言うのと、すでに見て構えている人に読むのとは全然違いますよね。

遠山:そうですね。

五明:読み終わって、東京ガスのみなさんが用紙の右上に赤ペンで何かを書いていて。

一同:

五明:それが気になっちゃって。なんなんだろう。ABCなのか、○△◎なのか。

権八:気になるよね。評価が。

五明:「何も書いてなかったぞ、今の」と。

遠山:それもいいのか、悪いのか。

権八:2人がプレゼンをして、電通の他のプランナーも?

澤本:やった。どうでした? 電通のプランナーがやっているプレゼンを聞いて。

遠山:僕がやらせてもらったのは全体の4番目か5番目だったんですよ。それまでは電通のみなさんが原稿を僕らのようにプレゼンされていて。そのときはめっちゃ怖かったです。キレイだし、今すぐラジオCMで流れてもおかしくないようなものばかりで。

中村:ということで、最終的に一体どんなCMになったのか、実際のCMを聞いてみたいんですか・・・なんとここでお時間がきてしまいました。ということで、その模様は来週の後編で。

権八:またぐね~。

五明:これはとんでもないプレッシャーですよ(笑)。

中村:みなさんの質問やお便り、何でも構いませんのでドシドシくださいませ。メールアドレスはsuguowa@tfm.co.jp。また、「すぐおわ」Facebookページにコメントを書いていただいたものもお便りとみなして、どんどん読んでいきます!

後編に続きます>

構成・文 廣田喜昭