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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

[祝・放送100回目!]スカパラ沖さんと澤本さんの小学校同級生対談が実現(ゲスト:沖祐市さん)【前編】

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沖さんが宣言! 「プリンスと共演するぞ!」

権八:本当に上がる曲ばかりですからね、スカパラは。

澤本:スカパラのライブ行くと必ず元気になって帰るんだよね。

沖:一番うれしいですね。

澤本:でも、ライブで元気すぎて、アキレス腱を切ったりよくしてたね。

沖:そう。片足ずつ両足切ってますからね(笑)。

権八:チラッと読んだんだけど、キーボードを担いだまま走りまわるみたいな。

沖:やってましたね。20~40代、やってました。さすがに今はあれですけど。

澤本:それを見てると、運動能力、身体能力が高くて、ちゃんとキーボードも弾けてというからできてるなと思って。ほぼ曲芸だもんね、あれ。

沖:まぁね。スカパラって本当にいろいろな人と接してるバンドで、たとえば上原ひろみさんとセッションして『水琴窟』という曲をつくったんだけど、彼女はグラミー賞を受賞するピアニストじゃないですか。そういう人と、僕はキーボーディストでやると、どれだけハードルが高いんだろうと。それはもう超えられない壁だと思うけど、そういう巡り合わせがあるということは何かをやれということだろうなと。今はそう思い続けてやっている感じもあります。そのたびごとに何か得るものがあるんだろうなと。いい話ちっくになっちゃったけど(笑)。

澤本:それはそうだと思うし、そういうものが、僕らが日本で感じるようなものを世界的に感じてくれてるから、ヨーロッパツアーも成功するし、それこそ最近メキシコに行ったら大人気じゃない。

沖:そう、なぜかメキシコやインドネシアなど、発展途上の国でスカパラがシンパシーをもらっているというのが面白くて。何かあるんでしょうね、きっと。日本人がスカというジャマイカの音楽をやっているということに関して。あと東京スカパラなんだ、ということに関してシンパシーがあるんでしょうね。でも、澤本がつくった広告に関わる映画『ジャッジ!』を見て、世界に行って、いろいろな審査員の裏話だったりを見ると、全然違うのはあるんだけど、身に迫るものもあるというか。

澤本:あるんだ?

沖:目線というか、対ヨーロッパだったり、西洋社会だったり。そういうところであるだろうなと。そこは同じだなと思った。

澤本:それは確かにそうだね。こんなことを言っていいかわからないけど、ヨーロッパの方々とコミュニケーションをするときに本当にわかりあえてるか疑問で、メキシコや南米の人のほうがすぐ仲良くなるじゃない。

沖:そうだね。面白さって日本人じゃなければわからない面白さというのもいっぱいあると思うし。でも、澤本は世界に出るにあたって、やっぱりそれだけじゃないもので勝負してるというところがすごいなと思う。

澤本:いやいや、それはお言葉返しますよ。

一同:

中村:いいなぁ(笑)。いい2人ですよね。

権八:ジャマイカで演奏するみたいな機会はあるんですか?

沖:唯一、スカパラはスカというジャマイカの音楽なのにまだ行けてないので、いつか行きたいというのが1つ大きな夢ですね。

権八:それこそ海外のミュージシャン、ボーカリストを迎えるみたいなことは過去にあったんですか? 

沖:去年もブラジルに初めて行きまして、まだ発表はしてないんですけど、ブラジルのアーティストとコラボをしました。おいおい出ると思います。

澤本:スティングと一緒にやってよ。

沖:スティングとやれたらいいね。ちょっと突撃します。キツイと思うけど。

澤本:少なくとも写真撮ってきてよ。

沖:写真撮りたいね。キツイだろうなぁ(笑)。

澤本:キツイかなぁ。それこそ、スカパラの方からいったら話を聞いてくれるんじゃない。

沖:そうだね。それはあるかもしれない。

澤本:それこそ2020年に東京オリンピックがあるから、東京というのが立ってるから、それで今までになかったような人達とコラボしつつ。プリンスでも?

沖:プリンス行きたいね。じゃあ、有言実行で。

澤本:お願いします!

沖:プリンスと共演するぞ(笑)!

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構成・文 廣田喜昭