「ディマンド ジェネレーション」ってどうやるの?——高尚すぎる!?日本のB2Bマーケティングの実態

【前回コラム】「B2Cとは全く別物!? B2Bマーケティングってなに??」はこちら

B2Bマーケティングの要はDBの精度にあり

あなたの会社は、顧客DBをお持ちでしょうか。

ここで言うのは、社内に存在しているだけでなく、きちんと継続的にメンテナンスされたDBのことです。

B2Bマーケティングの要は、このDBの精度に尽きます。B2BマーケティングはDBマーケティングと同義と位置づけても過言ではないと思います(購買履歴の管理はもとより、定期的な人事異動、昇進、転職などB2B特有なキーパーソンを補足する事情も発生するため)。

今後、マーケティング・オートメーションを実現しようとしている企業の場合には、なおさら必要でしょう。

それでは、あなたの会社は、テレエンジンはお持ちでしょうか。

テレエンジンとは、リストに対してフォローを行うコールリソースのこと。

玉石混交のリードをQualify(クオリファイ:顧客データを案件化の見込みが高い順にランキングすること)するのにアウトバウンドテレは欠かせません。テレセールスでもテレマーケティングでも構わないし、外部委託、内部リソースの如何も問いません。

その他、コンテンツを作る人員、メール配信する仕組み、イベント・セミナーに登録してもらうシステムなど…ほかにも必要なものを挙げればきりがありませんが、ここではそれらB2Bマーケティングに必要なものが用意されている前提で話を進めていきます。

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友廣啓爾(日本マイクロソフト/エンタープライズマーケティング本部 部長)
友廣啓爾(日本マイクロソフト/エンタープライズマーケティング本部 部長)

日本マイクロソフト エンタープライズマーケティング本部 部長職に従事。とある大手印刷会社、とあるベンチャー出版社を経てHP、SAPなどの外資系IT企業にてフィールドマーケティングを経験し現職に至る。ダイレクト、インダイレクト問わず、営業部隊と密接に関わりながら行われるB2Bマーケティングをこよなく愛し、DemandGenerationのあるべきカタチについて日々思いをはせる。現職では、マイクロソフトの法人顧客に対して実施するキャンペーンの設計や仕組みづくりに携わる部署の取りまとめを行っている。

友廣啓爾(日本マイクロソフト/エンタープライズマーケティング本部 部長)

日本マイクロソフト エンタープライズマーケティング本部 部長職に従事。とある大手印刷会社、とあるベンチャー出版社を経てHP、SAPなどの外資系IT企業にてフィールドマーケティングを経験し現職に至る。ダイレクト、インダイレクト問わず、営業部隊と密接に関わりながら行われるB2Bマーケティングをこよなく愛し、DemandGenerationのあるべきカタチについて日々思いをはせる。現職では、マイクロソフトの法人顧客に対して実施するキャンペーンの設計や仕組みづくりに携わる部署の取りまとめを行っている。

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