第5回(最終回)「B2Bマーケティングは、どこへ行く?」

【前回コラム】「第4回「マーケティングオートメーションを検証して…本当にB2Bでもツカエルのか!?」」はこちら

向かう未来は、レベニューマーケティング?

今回で連載も最終回です。最終回のテーマは、B2Bマーケティングの未来。

先に結論を言ってしまうと、B2Bマーケティングは「レベニューマーケティング」に向かっていると考えています。

連載1回目で触れたようにB2Bの製品特性上、直接販売できない商材もありますが、Direct Webサイト(直販用のECサイト)の設置が一つの象徴。そのオペレーションはIT部門か、マーケティング部門が担っていることが多いでしょう。それのみならず、近年はマーケティング部門が自分たちで実施したキャンペーンで産みだしたオポチュニティーの中でも小型案件については、独自の販路で売り切ることが求められています。

B2Bマーケティングは普段、営業部門がタッチしにくいホワイトスペース開拓に意義があります。営業が未開拓の領域ゆえ、勝手に売ってほしいとも望まれがちです。中堅中小規模のセグメントをターゲットにしていればなおさらかもしれません。

それゆえ、自分たちでつくりだしたオポチュニティーが、どれくらいのセールスサイクルでいつ売上になるのか、フォーキャストしなければなりません。

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友廣啓爾(日本マイクロソフト/エンタープライズマーケティング本部 部長)
友廣啓爾(日本マイクロソフト/エンタープライズマーケティング本部 部長)

日本マイクロソフト エンタープライズマーケティング本部 部長職に従事。とある大手印刷会社、とあるベンチャー出版社を経てHP、SAPなどの外資系IT企業にてフィールドマーケティングを経験し現職に至る。ダイレクト、インダイレクト問わず、営業部隊と密接に関わりながら行われるB2Bマーケティングをこよなく愛し、DemandGenerationのあるべきカタチについて日々思いをはせる。現職では、マイクロソフトの法人顧客に対して実施するキャンペーンの設計や仕組みづくりに携わる部署の取りまとめを行っている。

友廣啓爾(日本マイクロソフト/エンタープライズマーケティング本部 部長)

日本マイクロソフト エンタープライズマーケティング本部 部長職に従事。とある大手印刷会社、とあるベンチャー出版社を経てHP、SAPなどの外資系IT企業にてフィールドマーケティングを経験し現職に至る。ダイレクト、インダイレクト問わず、営業部隊と密接に関わりながら行われるB2Bマーケティングをこよなく愛し、DemandGenerationのあるべきカタチについて日々思いをはせる。現職では、マイクロソフトの法人顧客に対して実施するキャンペーンの設計や仕組みづくりに携わる部署の取りまとめを行っている。

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