カゴメ「野菜生活100」が「レシポ!」とコラボ、手に取る“きっかけづくり”でコンビニ販売増

“商品を掲載すると、認知度と売上が急上昇する!”とメーカーから注目を集めるWebサイト「レシポ!」。掲載商品を購入して、そのレシート画像を送ることでポイントが還元されるサービスだ。カゴメは野菜ジュース「野菜生活100」と「GREENS」のプロモーションで、この「レシポ!」を活用して売上を伸ばした。そこで、カゴメ 広告宣伝部 重友大輝氏と、「レシポ!」を運営するニジボックス 美園直人氏に、企画の狙いから効果について聞いた。
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カゴメ マーケティング本部 広告宣伝部 重友大輝氏(左)と、ニジボックス メディアプロデュース事業部 レシポ!営業グループ グループリーダー美園直人氏(右)。

認知度の高いブランドの初回購入をどう促す?

――今回、カゴメが「レシポ!」を活用した背景から教えてください。重友:

私が広告宣伝を担当する「野菜生活100」は発売から20年が経ち、消費者からの認知度も高く、ありがたいことに商品をお取り扱いいただいていない量販店やコンビニは少ない状況です。

ただ店頭に商品が並んでいることがお客さまにとって当たり前になると、意識していただくきっかけがなければ、徐々に手に取ってもらう機会は減っていきます。そこで「レシポ!」を通じて、購入の機会をつくることを狙いました。

――「野菜生活」が成熟したブランドだからこその悩みですね。手にとってもらう“きっかけづくり”を「レシポ!」に期待したわけですね。重友:

はい、“きっかけづくり”にはサンプリングという手法もありますが、どうしても“タダでもらえる”となると、いわゆる特売品だけに反応するような「チェリーピッカー」も多く含まれてしまう傾向にあります。そのため我々が手にとってほしい、継続的に買ってくださるお客様になかなかリーチできないという課題がありました。

美園:

カゴメさんとは「レシポ!」がリリースされる以前から、お付き合いをさせていただいています。その時から「チェリーピッカーやサンプルゲッターへの対策をしたキャンペーンはできないか?」とお話していました。

2014年に「レシポ!」がスタートする運びとなり、レシートを撮影することで購買を証明でき、より「実購買に近い施策」とご評価いただいき実施させていただきました。

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