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popInが目指す「ユーザー、ブランド、メディアの幸福な関係」とは

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ユーザーとブランドの世界観を高精度にマッチング

「ネイティブアドフォーラム」では、popInがこれまで提供してきた「popIn Discovery」をブラッシュアップした、新たなブランディング広告サービス「popIn Discovery for Brand」についても発表された。

5月にローンチしたばかりの同サービスは、ブランド毀損のリスクを最小限に抑えながら、精度の高いターゲティングで、ネイティブアドの効果的な配信を実現するもの。主な特徴として、程氏は次の5つを挙げた。

【1】「MediaDNA」に基づくセグメント配信

各ユーザーの1カ月間の読了時間を、コンテンツ・カテゴリごとにサイト横断で集計。特定メディアのユーザーの特徴を、他メディアの読了データも含めた全体平均と比較して、明らかにする。

各メディアのユーザーのコンテンツ消費スタイルを明らかにすることで、広告主の世界観や伝えたいメッセージに合う配信先を選定することができる。ユーザーの性別などの属性情報に加え、前月の配信実績(インプレッション数)も配信設定画面で閲覧することができる。

「当社は、2015年に中国検索大手のバイドゥ社と経営統合しました。同社が保有する膨大なデータやAI技術も活用しながら、レコメンドの精度を高め続けています」と程氏は話す。

【2】AIを活用したブランドセーフティ

バイドゥのAIテクノロジーを用いて、セクシャル、ショッキングなど、ネガティブに捉えられるコンテンツ(テキストおよび画像)を認識し、その付近にブランド広告が掲載されるのを防ぐ。

AI技術を活用した、独自のブランドセーフティ機能を実装している。例えば、交通事故のニュース記事の下に自動車ブランドの広告が表示されるなど、ブランド毀損につながる恐れのある広告表示を防ぐ。「レコメンドウィジェットを提供する中で培ってきたキーワード解析技術と、バイドゥが研究を続けるAI技術を活用して、記事に含まれるネガティブ要素を検出、関連記事としてブランドのネイティブアドを配信しないようサービス設計しています」と程氏。

テキストだけでなく、画像についても「ショッキング」「セクシャル」といったネガティブ要素を検出できるという。

【3】ビューアビリティの追求

「popIn Discovery for Brand」のネイティブアドは、すべてビューアブルインプレッションを前提として配信される。

「ネイティブアド配信サービスをスタートした2014年から主張し続けてきましたが、広告はユーザーの可視領域に表示されなければ意味がありません。100%ビューアブルインプレッションにこだわることで、広告クリエイティブに対するユーザーの反応を、真のCTRで測定することができます」。

【4】「どれだけ読まれたか」を重視する分析レポート

配信結果については、インプレッションやクリックデータ以外に、「どれほど熟読されたか」を示すREADデータや、ユーザーの男女比・年齢分布もレポートする。ブランドが発信するメッセージをターゲットユーザーにどれだけ届けることができたか、広告配信の「質」を明らかにすることを重視している。

【5】配信の透明性を重視

広告配信ドメインごとに、PCとスマートフォンの配信画面キャプチャを管理画面上で確認することができる。

ニーズに合った情報・コンテンツを、適切な文脈で届けることで、一人ひとりのユーザーに質の高いメディア体験・コンテンツ体験を提供する。その体験の中に自然な形で溶け込むことが、ネイティブアドには求められている。

この基本ルールを押さえた上で、近年ブランド広告主にとって大きな懸念となっている「ブランドセーフティ」「ビューアビリティ」の問題もクリアにし、ネイティブアドの効果を最大化することを、popInは目指している。ユーザー、ブランド、そしてメディア。三者にとって“幸福”な関係性を構築することを、高精度のレコメンド技術を基盤に、今後も追求していく。


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