日本は「もったいない」大国か? 食品ロス問題を考える

「売り方」という販促面で工夫できることは多くある

—「食品ロス」の問題について、食品業界の現場の人々は、どのような問題意識を持っているのでしょうか。

食品業界は、大きく「製造業」(メーカー)、スーパーやコンビニエンスストアなど「小売業」、メーカーと小売業を仲介する「卸売業」、「外食産業」という4つのカテゴリーに分けられます。そのなかで「食品ロス」を最も深刻な問題だと認識しているのはメーカーです。その理由は、卸売業や小売業から返品を受けるメーカーは、返品された食品を廃棄するために大きなコストをかけざるを得ない立ち位置にいるからです。

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