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コラム

広告の中の人 次世代を担う注目のタレント

足立梨花、自身の役割を考えて挑む“仕事”のとらえ方

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足立:梨花さんは話題の作品にも多く出演されていますよね。ご自分で変わったと感じる点はありますか。

梨花:そうですね、注目されるということは期待されるということでもありますよね。今までは私のことを覚えてもらうことに必死だったのですが、今は出演する作品をどうやって知ってもらうか、どうしたら後々この作品は良かったと思ってもらうか、などを考えるようになり、良い意味で主張しなくなってきました。

眞鍋:梨花さんには親しみが感じられますよね。Instagramをフォローさせていただいているのですが、良い意味でキラキラしすぎていないというか…近くに感じられる点が魅力ですよね。

梨花:あまりスターっぽくしたくなくて、だからかもしれないです。

足立:20代後半はどういった活動をされたいですか。

梨花:私の中で、バラエティや女優とジャンルを絞るつもりはないです。どちらかと言えば重心は女優さんに置いておきたいとは思うのですが、だからといって番宣のためだけにバラエティに出るのは嫌なんです。バラエティに出るのであれば、一緒に番組をつくって楽しみたいし、楽しんでもらいたい。なんでもできる人になりたいですね。

眞鍋:バラエティに出られるときは、用意周到に臨む派か、ライブ感を大事にする派かどっちですか。

梨花:台本はもちろん頭に入れていくのですが、臨機応変に対応できなくなってしまうので場を楽しむことを大切にしています。ただ、入る前に自分の役割は考えていきます。なぜ私が呼ばれたのか…ツッコミ役なのか、20代女性としてのコメントが求められているのか。場によって役割を考えて挑むようにしています。

眞鍋:客観視できていて、すごいですよね。番組というものづくりに一緒に参加してくれる感じが伝わってきます。クリエイターに向いていますよね。

梨花:それは嬉しいです!

足立:眞鍋CDが梨花さんを起用するのであればどのような役ですか?

眞鍋:今まで見たことのない梨花さんを演出したいですね。明るいイメージの方なので、救いようのないメンヘラな役とか(笑)。

梨花:面白そう!やったことないから挑戦してみたいです。

足立:ぜひ見てみたいです。

梨花:ありがとうございます。これからも頑張ります。

眞鍋海里(左)
足立梨花(中)
足立茂樹(右)

足立梨花(あだち・りか)

1992年10月16日生まれの女優、タレント。長崎県生まれ、三重県育ち。第32回ホリプロスカウトキャラバングランプリ獲得でデビュー。その後、女優業やバラエティなどで幅広く活躍。NHK連続ドラマ小説『あまちゃん』をはじめ、日本テレビ『地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子』やフジテレビ『人は見た目が100パーセント』などのテレビドラマに出演。今年2月には主演映画『傷だらけの悪魔』が公開し、10月には黒羽麻璃央さんとのW主演映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』が公開予定。

 

眞鍋海里
BBDO J WEST コンテンツプランナー

1982年宮崎市生まれ。大学卒業後、タワーレコード、WEBプロダクションを経て現職。課題解決力と田舎で鍛えられた妄想力と想像力で、日常にサプライズをお届けしたいと思っているコンテンツプランナー。AUTOWAY「雪道コワイ」は全世界で1000万再生を誇り、最近ではpaymo「Table Trick」、超特急 連結MV「gr8est journey」、密室ホラーハウス「訪問者」プロデュースなどを手がける。

 

足立茂樹

e-spirit代表。博報堂出身。「クリエイティブコンサルタント」としてトップクリエーターとクライアントをつなぐコーディネート役を担う。また本業のキャスティング業務では60人のスタッフで年間約2000本の案件に励む。