広告賞でクリエイターの腕を磨く
—広告賞について伺います。国内外、様々な広告賞があり、両社とも多く受賞していますが、広告主としてどのような向き合い方をされていますか。楳谷:
私自身は賞を獲ることにはほとんど重きを置いていません。重要なのは販売にどう貢献するかであり、そのベースとしてブランドのイメージをしっかり上げておく。この2つが目的であって、広告賞はあくまで派生的なものです。いわゆる「賞狙い」で広告をつくることもありません。私の部署は、家電やAVなど国内向け商品のコミュニケーションの担当だから、ということもあると思います。