コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

ドラマ『逃げ恥』オープニング楽曲の制作秘話(ゲスト:チャラン・ポ・ランタンもも)【前編】

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チャラン・ポ・ランタンの名前の由来

中村:2人組になったときにチャラン・ポ・ランタンという名前になったんですか?

もも:そうです。

権八:いい名前だよね。これは誰が付けたの?

もも:小春ちゃんが付けました。ちゃらんぽらん、すっとこどっこい、おっぺけぺーみたいなリズミカルな、意味を聞かれたらあると言えばあるけど、そんなに深い意味はなくて。楽しげな言葉が好きで、チャランポランにタンを付けたら、よりリズミカルになるというので付けてくれました。

中村:「ぐ〜チョコランタン」も入ってるんですね?

もも:そう、ぐ〜チョコランタンもいい名前ですよね。たまに間違えられますけど(笑)。

権八:最初に歌ったときは学生だったんですか?

もも:はい、16歳で高校入りたてでしたね。

権八:そんな風にはじまったとは思えないような歌唱力というか。

もも:最初はカラオケって感じでしたよ。私は「歌で生きていく、私の歌を聞いてくれ!」という感じじゃなかったので、ただ言われた通りに歌っていました。でも、目も泳ぐからハートのサングラスをかけて、初ステージから小脇に豚を抱えて。

澤本:それはもともと緊張しないためということでやってるんですか?

もも:いえ、「あまりにもステージングがいただけない」と思った姉が視点を分散させるために自分の私物だったブタのぬいぐるみを小脇にもたせたんです。姉が本当にプロデューサー気質で、「ちょっとおまえ、とりあえず真っ直ぐ立て」「はい」「手もブラブラしてるから、これ持って。ハートのサングラスもかけて」「はい」と。MCも私は全くしゃべらないで歌えと言われたら歌う感じです。お客さん的にも私はどこから来たかわからない、何を食べてるかわからないような(笑)。

中村:だから、謎の女性みたいなことにしたんですね。わかってらっしゃいますね。

権八:お姉ちゃんがプロデューサーなんだね。

もも:そうなんですよ。チャラン・ポ・ランタンの音楽性、世界観は全て姉からできてるものと私も思ってるので、楽曲制作に踏み込む気はなかったんですけど。チャラン・ポ・ランタンの世界観、小春ちゃんの歌、衣裳、豚をもたせたり、そういう形づくりからですけど、楽曲が大きいと思ってるので。だから、私が「進め、たまに逃げても」という曲をつくったのは結構な挑戦でしたね。

権八:そうか、ももちゃんにやらせてみようと。

中村:そしたら、ヒットして(笑)。ここで別の曲も曲紹介お願いしたいんですけど、earth music&ecologyのCMソングですね、権八さん。

権八:そうなんですよ。

もも:earth music&ecologyのCMでも流れておりました。聞いてください。チャラン・ポ・ランタンで「夢ばっかり」。

中村:この曲も、ももさん作詞ですか?

もも:そうなんです。これは事務所も同じで同年代のお友達でもある、片平里菜ちゃんというシンガーソングライターの女の子と一緒に作詞作曲しました。アレンジとギター演奏はこれまた同年代シンガーソングライターのReiちゃんがやってくれました。

権八:僕はearth music&ecologyのCMに合う曲を探してたんですね。それで「夢ばっかり」があがってきて、「おっと。これは合うぞ」と。当て書きじゃないけど、ドンピシャで。

もも:うれしいですね。

権八:こちらこそうれしいです。

もも:実際にめちゃくちゃ合っていてビックリしました。PVじゃないですけど、これこのままチャラン・ポ・ランタンのPVにしてもというぐらい。

<後編へつづく>

構成・文:廣田喜昭

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