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ABCクッキングスタジオ、予約からの来店率を向上させた「One to Oneマーケティング」とは?

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お客さまの受講状況に合わせたレッスン情報発信の実現

これまでは工数の問題で、定期的に実施できていなかった「レッスン情報の自動配信」も実現できました。やはり、お客さまにとって必要な情報は自分が予約できるレッスンの情報です。現在は、レッスンを受講した翌日に、次回受講が可能なレッスンの日時をメール配信し、その後も継続的に送ることで効果が上がっています。

この施策を実施する前までは、お客さまが自分で受講可能なレッスンをすぐに探し出すことができず、予約につながらないケースもありました。結果として、お客さまのご利用頻度の向上につながっています。

部署を超えた積極的な連携が進む

このような施策を行ったことで、店舗担当の事業部からもお客さまとのコミュニケーションの取り方について、アイデアが寄せらせるようになりました。

例えば、レッスンを受講できるチケットの有効期限が近づいたときの、リマインドメールは当初は6カ月前に送信していました。しかし店舗担当から、「6カ月前だけでなく、3カ月前にもリマインドした方がサービス向上につながるのでは?」という声をもらい、具体的な施策につなげています。

教室会員、EC会員、購買データをID連携していく

—現在の成果を踏まえて、「b→dash」をどのように活用していきたいですか?

当社では教室事業以外にも、ECや動画メディアなど、料理をサポートするサービスを展開していますが、現在はそれぞれが独立したシステムでデータ連携が実現できていません。将来的には「b→dash」を軸に、相互に送客し合うことで、当社の総合的な価値をよりお客さまに感じていただければと考えています。

ECサイトは、教室で使用していた調理器具や材料を紹介し、購入できるようにするために立ち上げました。レッスン受講者に最適なタイミングでご案内するためには、各事業の会員データとECでの購買履歴データを連携する必要があり、「b→dash」で実現していきたいと思っています。

—今後の長期的なマーケティングプランは?

これまで1つの施策を行うために非常に時間がかかっていましたが、今後は簡単にテストマーケティングを実施できるようになります。そのため、よりお客さまの満足度を高める施策を求めて、お客さまとの最適なつながり方を「肌感」ではなく「数字」をもとに、PDCAを回していければと思います。

オムニチャネルに向けて1ステップを実現できたことで、社内からのマーケティングへの期待が高まっています。全事業の連携を強めて、ABCクッキングスタジオ全体で提供価値を高められるように、すでに次の施策の準備を進めています。



お問い合わせ
株式会社フロムスクラッチ

https://f-scratch.co.jp/
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