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ABCクッキングスタジオ、予約からの来店率を向上させた「One to Oneマーケティング」とは?

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日本や東南アジアで料理教室事業を展開するABCクッキングスタジオ。料理教室スタッフによる丁寧な接客を強みとしているが、教室以外の場でも会員一人ひとりに合ったコミュニケーションを行い、顧客満足を最大化させるためにフロムスクラッチが提供するマーケティングプラットフォーム「b→dash」を導入した。現在では、多数の「One to Oneマーケティング」のシナリオを走らせることで成果につなげている。同社 IT事業本部 WEB・オンライン事業部 部長の御手洗愛氏とマネージャーの稲垣友美氏に、具体的な取り組みについて聞いた。

ABCクッキングスタジオ。東京を中心に全国約28万人が通う料理・パン・ケーキが学べる料理教室。近年はシンガポール、マレーシア、タイなどにも出店。

<回答者>
・IT事業本部 WEB・オンライン事業部 部長 御手洗愛 様
・IT事業本部 WEB・オンライン事業部 マネージャー 稲垣友美 様

体験レッスン予約の「来店率」が向上

—企業のマーケティング活動において、顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションを行い、体験価値を高めていくことが重要になっています。ABCクッキングスタジオでは、どのような課題を抱えていたのでしょうか。

当社のサービスを利用されるお客さまの多くは、「1.料理教室の資料請求」「2.教室での体験レッスン受講」「3.レッスンチケット購入」「4.レッスンチケット使用(レッスン受講)」というプロセスをたどります。

これまで、お客さまとのコミュニケーションは教室でスタッフが直接お会いすることが中心で、教室外でのサポートがあまり実現できていませんでした。

特に大きな課題として感じていたのは、初めての方を対象にした「体験レッスン」を予約されたにも関わらず、予約したこと自体や、その日時を忘れてしまい、受講できない方が多くいたということでした。レッスンに参加いただかなくては当社の価値を感じていただけませんので、予約からの来店率を高めるためにリマインドメールを送付したいと思っていました。

ただし、この施策を実現しようと思うと、システム部で抽出したリストを私たちが受け取り、コンテンツを作成し、配信設定するなど、多くの工数がかかります。社内のリソースを考えると、自動化するほかなかったのです。

—メール送信の自動化するツールは、さまざまな企業が提供しています。そのなかで、なぜ「b→dash」を選択されたのでしょうか。

当社で「One to Oneマーケティング」を実現するためには、色々なデータを連携しなければなりません。資料請求や体験レッスン予約のデータ、さらには基幹システムで管理している会員情報や受講履歴、教室開講状況など、これら全てを統合してマーケティング施策に活用できる状態をつくる必要があるのです。

その点、「b→dash」はデータの設計から統合、施策の実行まで、全てをワンストップでサポートしてくれるため、当社にぴったりだったのです。もちろん他の海外ツールも検討しましたが、各ステップをベンダーや運用代理店など複数の企業に相談すると、その分コストも多くかかってしまいます。

さらに導入後の運用を考えた場合、海外ツールと比較してUI/UXが優れていたことも「b→dash」の魅力でした。

「b→dash」。マーケティングに必要なデータ取得・統合・活用をAll in oneで実現することができる。キリン、シダックス、カクヤスなどメーカーからサービス業まで幅広い企業が導入している。

サービス向上と、部署を超えた積極的な連携が実現

—導入後の成果は、いかがでしょうか。

はい、大きくは3つの成果が出たと考えています。

体験レッスン予約者へのリマインドメール開封率の劇的な改善
「b→dash」導入後にまず取り掛かったのは、さきほどご紹介した体験レッスン予約のリマインドメールです。お客さま一人ひとりにカスタマイズされたメールを作成できるようになったことで、メールの開封率が非常に高くなりました。

次ページ 「お客さまの受講状況に合わせたレッスン情報発信の実現」へ続く



お問い合わせ
株式会社フロムスクラッチ

https://f-scratch.co.jp/
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