オールアバウトが2つの改革 コンテンツマーケティング効果最大化への進化とは

顔の見える専門家が、その分野に関する情報を提供する総合情報サイト「All About」。
その「All About」が潜在顧客と企業の出会いを創出する、コンテンツマーケティングのプラットフォームとして大きな進化を遂げている。

写真左からオールアバウト メディアビジネス事業部 メディア本部 アカウントプランニング部 ジェネラルマネジャーの飯塚洋介氏、同本部 コンテンツオペレーション部 ジェネラルマネジャーの小松美鈴氏。

企業に対するコンテンツマーケティング支援は営業だけでなく編集・制作、小松氏が属するデータをもとにインサイトを発見する、コンテンツオペレーション部がチームで動いている。

コンテンツの効果測定で態度変容を最大化させる

専門の知識や経験を持った人(=「ガイド」)が、その分野に関する情報を提供する総合情報サイト「All About」。

サイトのオープンは2001年と、言わずと知れた日本を代表するWebメディアだ。現在、「All About」が扱うテーマ数は約1300にも及ぶ。

創業当時は、その編集モデルに注目されたオールアバウトだが、近年は約1300のテーマと編集・コンテンツ力、さらにコンテンツの質を高めるテクノロジーを駆使したPDCAマネジメントが、コンテンツマーケティングに取り組む企業から期待を集めている。「『AllAbout』内での記事型ネイティブ広告の制作・配信に留まらず、企業のオウンドメディアの運営にまでサービス領域が広がっています」(オールアバウト・飯塚洋介氏)。

オールアバウトがコンテンツマーケティング支援で支持を得ている理由のひとつに、緻密な成果把握に基づくコンテンツの企画・提案力が挙げられる。

「コンテンツマーケティングに対して主に期待されるのは認知や刈り取りではなく、態度変容です。そこで記事型ネイティブ広告ではPV数はもちろん、読了率、クライアントサイトへの質の高いユーザーの送客率、クライアントサイト内におけるコンバージョンポイントの遷移率を指標として提供し、データをもとにした課題解決の提案をしています」(飯塚氏)。

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