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日本企業のブランド価値ランキング 任天堂・SUBARUが成長率上位に

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インターブランドジャパンは2月14日、日本企業のブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2018」を発表した。海外売上高比率30%以上の企業を対象としたグローバルブランドランキングでは、10年連続でトヨタ自動車が1位だった。ブランド価値の成長率の順では前年比12%増となった任天堂(10位)がトップ。以下、SUBARU(9位)、ヤマハ(27位)、クボタ(38位)、味の素(34位)が続いた。このほかオムロンが初めて39位にランクインした。

東京証券取引所にて開かれた会見(写真はインターブランドジャパンの並木将仁社長)。

海外売上高比率30%未満のドメスティックブランドについても別途ランキングとして発表しており、NTTドコモが8年連続の1位に。以下、ソフトバンクとau(KDDI)が続いた。初のランクインはスタートトゥデイのZOZOTOWN(32位)、MS&AD(36位)、H.I.S(40位)の3ブランドだった。

なお、SMFG(三井住友フィナンシャルグループ)とMIZUHO(みずほフィナンシャルグループ)については、前年までドメスティック企業の扱いだったが、今回からグローバルブランド基準を満たし前者のランキングに加わった。それぞれ12位、14位となっており、日本発の金融ブランドがグローバルで存在感を高めていこうというブランド訴求の姿勢が評価された形だ。

同社の並木将仁社長は同日の会見で「上位の企業ほど中期経営計画などで、ブランドこそが経営において重要であるとCEOのメッセージとして明確に打ち出している。特に日本企業はまだブランド戦略という側面から伸長させる余地がある」と総括した。

同調査は2000年から実施し、今回で10回目。財務分析、ブランドの役割や強度の分析をもとにスコアが算出される。

それぞれ上位10位までのブランドは以下のとおり。

Best Global Brands

(海外売上高比率30%以上)
1 Toyota
2 Honda
3 Nissan
4 Canon
5 Sony
6 MUFG
7 Panasonic
8 UNIQLO
9 SUBARU
10 Nintendo

Best Domestic Brands

(海外売上高比率30%未満)

1 NTT DOCOMO
2 Softbank
3 au
4 Recruit
5 Rakuten
6 Suntory
7 Kao
8 Kirin
9 Asahi
10 Lawson