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2017年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞は、電通・佐藤雄介氏

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日本広告業協会主催による2017年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞が、発表となった。

同賞は、同協会会員社の中で2017年に最も優れたクリエイティブワークを行ったクリエイター個人を表彰するもので、1989年に設立。今年度で29回目を迎える。

2017年は、会員各社の選考を経てノミネートされた39名(25社)のクリエイターから、クリエイター・オブ・ザ・イヤー1名、審査委員特別賞1名、メダリスト7名が選ばれた。

佐藤雄介氏

本年度のクリエイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、電通 佐藤雄介氏。

名作アニメのヒロインが現代の日本の高校生だったら…というシリーズで話題を集めた日清食品/カップヌードル「HUNGRY DAYS」をはじめ、日清焼そばU.F.O.、大塚製薬/ポカリスエット「ガチダンス」、マルコメ「世界初かわいい味噌汁」「DJ MARUKOME」、キリン「サッカーは総力戦だ。」、ソニー・インタラクティブエンタテインメント/プレイステーション 4ほかを手がけている。

1年間のクリエイティブワークを俯瞰したとき、テレビCM、Web、そしてリアルの多角的な展開で、さまざまなブランドを太く、かつ彩り豊かにし、最も話題をさらった点が評価された。

審査会では、佐藤氏と審査委員特別賞を受賞した古川雅之氏(電通)に票が集まり、決戦投票の結果、佐藤氏が選ばれたという。なお、審査委員特別賞は、2012年以来5年ぶりとなる。

「どの施策にも共通するのは、テレビCMとWebのどちらにも同じ力をいれてつくりあげたことです。テレビの強さとWebの強さをどちらも知っている世代として、両軸をきちんと使い、さらにイベントを組み合わせることでより強固なブランディングができることを微力ながら証明できたのであればうれしいです。僕にはまだもったいない賞なので、これからもがんばっていきます」(佐藤氏)

表彰式は、5月31日に開催される新年度定時総会・記念式典にて行う予定。また7月からは、受賞者などが登壇するJAAAクリエイティブ研究会を全国で開催する。

2017 CREATOR OF THE YEAR

佐藤雄介(さとう ゆうすけ)
電通 第5CRプランニング局 CMプランナー/コピーライター

2017 CREATOR OF THE YEAR 審査委員特別賞

古川雅之(ふるかわ まさゆき)
電通 関西 MCC / CDC グループ・クリエーティブ・ディレクター/CMプランナー/コピーライター

手がけた仕事:赤城乳業「ガリガリ君・値上げ」、「Sof’(ソフ)」、「BLACK」 、大日本除虫菊「キンチョール/超難解折り紙 新聞広告」、「ゴンゴン」、「虫コナーズ」、 日清紡ホールディングス「ドッグシアターシリーズ」他。

2017 CREATOR OF THE YEAR MEDALIST

 
奥山雄太(おくやま ゆうた)
博報堂/SIX クリエイティブディレクター/CMプランナー

三浦竜郎(みうら たつろう)
博報堂 統合プランニング局 クリエイティブディレクター

髙橋律仁(たかはし のりひと)
TBWA\HAKUHODO Disruption Lab・Creative Director / Copywriter

森川晴久(もりかわ はるひさ)
アサツーディ・ケイ 中部ネットワーク本部 中部支社コミュニケーションデザイン局
クリエイティブディレクター

増田総成(ますだ ふさなり)
アサツーディ・ケイ クリエイティブ本部 クリエイティブディレクター/アートディレクター

田中美奈子(たなか みなこ)
博報堂DYメディアパートナーズ 動画ビジネス局メディアプロデューサー

梅田哲矢(うめだ てつや)
TBWA\HAKUHODO Disruption Lab・Planner


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