CSR・チャリティ・知育を切り口に企業ブランドを高める「くまのがっこう」

キャラ研「くまのがっこう」

絵本発のオリジナルキャラクターとして、バンダイナムコグループの株式会社キャラ研から誕生した「くまのがっこう」が15周年を迎えた。
企業のブランド価値向上に寄与する存在となり、愛され続ける秘密とは。

絵本から生まれた人気キャラクター「くまのがっこう」を目にしたことがある方は多いのではないだろうか。2002年に誕生し、2017年に15周年を迎えた絵本「くまのがっこう」の物語は、11ぴきの「おにいちゃんくまのこ」たちと、いたずら好きのくまのおんなのこ「ジャッキー」が繰り広げる日常を描いたもの。デザイン性が高く可愛らしいイラストと、友情や家族愛といった普遍的テーマを扱うストーリーが人気を博している。

絵本の累計発行部数は222万部を超え、中国・台湾・韓国・フランスなど海外でもオリジナル商品や絵本の出版を拡大中。また、東京駅構内のキャラクターストリートに旗艦店を構えており、グッズの売れ行きも好調だ。

メインターゲットは、20代後半から30代前半の母親とその子どもたち。通常、子どもたちが成長し、幼稚園・小学校・中学校とステージが変わるとともに、子どもたちが好むキャラクターも変わってしまう場合が多い。

しかし「くまのがっこう」は「子どもたちが成長しても、卒業されることなく愛されるキャラであることが特長」なのだと、「くまのがっこう」をプロデュースしてきたキャラ研(東京・渋谷)の代表取締役社長・黒木博氏は語る。また、親子だけでなく20~30代の女性からも支持を得ている。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 1570 / 2104 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ