【前回の記事】「八重洲地下街が望む販促アイデアとは?/第10回販促コンペ」はこちら
6月5日午前10時まで企画募集中の「第10回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。ここでしか読めない、よりくわしい内容をお伝えしていきます。
今回はローランドの、“電子ピアノといえば「ローランド」”と思わせるような企画を求めるオリエンテーションです(第10回販促コンペの特設サイトはこちら)
今回はローランドの、“電子ピアノといえば「ローランド」”と思わせるような企画を求めるオリエンテーションです(第10回販促コンペの特設サイトはこちら)
「“電子ピアノといえば「ローランド」”と思わせるようなアイデア、募集します」
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ターゲットから考える課題点・「ローランド」とは?
「電子ピアノといえばローランド」となる施策を
想定ターゲットの購入プロセスから考える課題点
ピアノを始めたい、演奏したい、と思ったとき、あなたは、どんなピアノをイメージしますか? –今回私たちは、“電子ピアノといえば「ローランド」”と思ってもらえるようなアイデアや企画を募集します。
課題の想定ターゲット層の代表は、小学生くらいの娘を持つような、30歳代後半の主婦の方です。実際に、「娘が『ピアノを習いたい』と言い始めた」ことをきっかけに、購入の検討が始まるケースは、とても多いです。では、こうした場合の購入プロセスから、課題のヒントを共有したいと思います。
「子どものために、ピアノの購入を検討し始める」という主婦の方の購入プロセスでは、子供の情操教育のために前向きに検討を開始しますが、一方、自身の経験と照らし合わせて、子供がすぐに辞めてしまって購入したピアノがムダにならないかなど、不安な点も出てきます。
いま30歳代後半の方々は、ご実家にアコースティック・ピアノがある場合が多いのですが、それをご自分の家に持ってくるのは、置き場所や費用、騒音の問題といった各側面で現実的でないことがわかると、「電子ピアノ」という選択肢にたどり着きます。事実、国内では、バブルが崩壊しはじめた1991年に、電子ピアノの販売台数がアコースティック・ピアノのそれを上回り、市場規模が逆転した以降、今でもその状態が続いています。
