『東京タワー』は「これ、誰が読むんだろう」と思いながら書いていた(ゲスト:リリー・フランキー)【後編】

【前回コラム】「パルムドールを受賞した『万引き家族』。撮影中のタイトルは『声に出して呼んで』だった?(ゲスト:リリー・フランキー)【前編】」はこちら

今回のゲストは先週に引き続き、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した映画『万引き家族』で治役を演じているリリー・フランキーさん。『万引き家族』の話はもちろん、役者や作家など、さまざまな仕事をしているリリーさんの原点に迫ります。

今回の登場人物紹介

左から、リリー・フランキー、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)。

※本記事は5月31日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。中村:

リリーさん、実はこの番組は1つだけイニシエーションというかコーナーがありまして、一応このすぐおわは広告の番組ということで、ラジオCMは20秒なんですね。その20秒に合わせて自己紹介をしていただく、というコーナーがございまして。リリーさんの経歴は30個ぐらい職業があって、それだけでも言えないんですけど、最近流行ってることでも何でも構いませんので、もしよかったらやってみていただけませんでしょうか?

リリー:

すごく難しいですね。

権八:

みなさん嫌がるんですよ(笑)。

リリー:

自己紹介するのが照れ臭いですもんね。

澤本:

逆に20秒、カーンと鳴ってから時間があるので、その時間を適当に埋めていただければ大丈夫です。

リリー:

これみんな嫌がるでしょうね。広告の、CMの、と言われると、自分のことを宣伝してる感がすごいですもんね。

澤本:

あぁそうですね。ごめんなさい。

リリー:

みんな何て言ってるんですか?

権八:

松岡茉優ちゃんのときはリスナーに話しかけるような感じでしたよね。おじさまたち、みたいな。

中村:

松岡茉優ちゃんはリスナーが見えてる感じが。

リリー:

茉優ちゃん、そういうの上手そう。

権八:

でも、リスナーは決しておじさんたちじゃないんじゃないかと(笑)。俺たちがおじさんだけど。今話題の石原さとみちゃんの彼氏(SHOWROOMの前田社長)が来たときは、自己紹介するまでに30分以上、自分でいろいろ書きだしちゃって、すごかったよね。なかなか自己紹介しないんですよ。前田くん、彼女いないって言ってたのにね。

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