予想外の売れ行きに部署横断のチームを結成
—プロモーションについてはどんな戦略を立てていらっしゃいましたか。
正直、この本が「爆発的に売れる」という考えはまったくありませんでした。「サブカル臭がする図鑑の派生本」という自覚もあったので、王道には敵わないだろうと思い、プロモーションもそこまで力が入っていなかったんです。「本当に売れるの?」「本当に面白いの?」といった声もあったくらいです。そんなわけで、2016年5月に発売になった時は平均的な配本数でしたし、店頭でも児童書の棚に新刊として置かれていただけでした。