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コピーの判断基準が自分の感覚頼りから複眼思考に変わったADKクリエイティブ・ワンのケース

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講座を通じてでしか学べないことがある

2019年1月にADKグループは大幅な組織改編を行い、ADKのクリエイティブソリューション事業とADKアーツが統合、クリエイティブ・プロモーション領域においてプランニングから制作までワンストップで提供する総合クリエイティブ会社「ADKクリエイティブ・ワン」が誕生した。同社コピーライターの市島智さんに講座活用法を聞く。

ADKクリエイティブ・ワン 第2クリエイティブ・プランニング局 コピーライター
市島智 氏

会社の制度を利用して講座を受講市島智さんは、入社5 年目のコピーライター。4年目までは営業職で、その後コピーライターを志し転局試験に見事合格、2018年1月からコピーライター職に就いた。そんな市島さんは、「スタートが遅かった分、少しでも早くコピーを考える体系を自分の中で確立したい」という考えから、コピーライター養成講座上級コースを受講した。アサツー ディ・ケイには宣伝会議の講座の受講料を補助する奨励制度があり、それを利用した。

「仕事の中で学ぶことと、講座の中で学ぶことは違います。仕事はさまざまな事情や制約がつきものですが、講座ではまっさらな状態でコピーに取り組めます。また、ほかの受講生も同じ課題に取り組む中で、『君はどう考えるのか?』と自分の視点が問われます」。さまざまなタイプの講師からのフィードバックもあり、自分にはない視点が豊富に得られたという。

市島さんが先輩コピーライターと共に手がけた、講談社の2019年元旦新聞広告『あらしのよるに』。

「講議の中で特に印象に残っているのは、門田陽さんの『コピーも受験と一緒。赤本を解いて臨まないと、いいものはできない』という言葉です。ここから昔のコピーを学ぶ意味を知りました。また、野原靖忠さんの講義では、ノートを2 冊作って1冊はブレスト用、2冊目は清書用にすると聞いて早速実践しました。心構えからノウハウまで、広く学べました」と市島さん。

受講前と受講後では、「自分の中でコピーを見る尺度が変わった」と話す。「以前は自分の感覚を頼っていましたが、今はいろいろな講師や受講生の視点で考えることができます。そうした“複眼思考”を身につけられたことが一番の収穫です」。とはいえ、コピーライターとしての人生は始まったばかり。仕事をくれた人を喜ばせ、指名に繋げることがまずは目標。そして名刺代わりになるような仕事を近い内に作りたいと語ってくれた。

考え方の「軸」を形成するために、市島さんが受講した講座は……

コピーライター養成講座上級コース

あらゆる状況下で、プロとして通用するコピーを書く、そのために、商品とターゲット双方へ深く洞察できる力を、毎回の課題と一人ひとり密度の濃い講評を通じて養っていきます。基礎コースの修了生、未経験からの転職を目指す方、コピーライター歴1~5年目で環境としてしっかりと教わった経験のない方には特にお勧めな講座です。

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