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第72回「広告電通賞」最高賞は、パナソニックと福島民報社

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電通は5月24日、第72回「広告電通賞」の最高賞にあたる「総合賞」に、パナソニックと福島民報社の2社が決定したと発表した。

パナソニックは、難聴の早期発見・補聴器の早期装用を啓発するWebサービス「聴き鳥テスト」で「デジタルコミュニケーション」最高賞を受賞したほか、「パナソニックの店(街のでんきやさんはつづく)」で「フィルム広告」金賞を、パナソニックヘアドライヤー「ナノケア(追い風も向かい風も吹いた平成でした。)」で「OOH広告」銀賞を受賞。

福島民報社は、「おくる福島民報」で「アクティベーション・プランニング」最高賞、および「プリント広告」金賞、「フィルム広告」銀賞を受賞した。この施策は、福島民報社が県と連携して、県外などで暮らす県民に古里の状況を伝えるために八月二十一日の「県民の日」に発行した特別紙面。メッセージを書き込み、特別紙面で通常の新聞を包むことで、そのまま送ることができる。

 

福島民報社/企業広告(おくる福島民報)

 

両社ともに、こうした広告活動全般にわたる優れた成果が評価されての受賞となった。総合賞に複数社が選定されたのは、今回が初めてになる。

今回から、賞の体系の明確化のために、各賞の名称を「総合賞」(総合広告電通賞)、「特別賞」(広告電通賞特別賞)、「最高賞」(広告電通賞)、「金賞」(最優秀賞)、「銀賞」(優秀賞)、と変更(カッコ内は旧名称)。また、部門では、従来の「新聞広告」「雑誌広告」を統合再編し「プリント広告」を新設したほか、「OOHメディア広告」を「OOH広告」に、「デジタルメディア広告」を「デジタルコミュニケーション」に変更し、それぞれの部門のカテゴリーも再編された。

贈賞式は、7月1日に東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催される。

主な受賞企業は以下の通り(広告主名、商品・サービス名、作品名の順)。

総合賞

パナソニック
福島民報社

各部門最高賞

プリント広告最高賞
宝島社/2019年お正月企業広告(宝島社2019年企業広告)

オーディオ広告最高賞
大日本除虫菊/キンチョール、プレシャワーDF、ゴキブリがうごかなくなるスプレー(殺虫剤占いシリーズこらえ性/いい人/結果)

フィルム広告最高賞
そごう・西武/母の日テスト(母の日テスト)

OOH広告最高賞
NTTドコモ/WOW! JAPAN(WOW! NINJA in SHIBUYA)

デジタルコミュニケーション最高賞
パナソニック/パナソニック補聴器(聴き鳥テスト/Bird Hearing Test)

アクティベーション・プランニング最高賞
福島民報社/企業広告(おくる福島民報)

イノベーティブ・アプローチ最高賞
日本フィルハーモニー交響楽団/耳で聴かない音楽会(耳で聴かない音楽会)

特別賞・地区賞

特別賞
日本フィルハーモニー交響楽団/耳で聴かない音楽会(耳で聴かない音楽会)

名古屋地区広告賞
中京テレビ放送株式会社/乳がん啓発(BREASTCANCERCHECK!)アクティベーション・プランニング

九州地区広告賞
博多大丸/九州深発見プロジェクト(DISCOVERKYUSHUシリーズ)フィルム広告

北海道地区広告賞
北海道根室市/JR根室本線花咲線(地球探索鉄道花咲線)アクティベーション・プランニング