「体験」の重要性が高まる現代のプロモーション
―これまでの話をまとめると、「RsEsPs(レップス)モデル」を使うことによって、現代の生活者に合った適切で自然なプロモーション・シナリオを描けるようになる、と言えるでしょうか。保田:
そうですね。たまにあるのは各フェーズに対応する施策を設計していながら、それぞれが単発で独立してしまっていること。それだと大きなプロモーション課題を解決するっていう事にはならないと思います。
例えば、認識してもらうための施策を設計する際にも、その後の体験、購買フェーズにどう導いていくか、を視野に入れる必要がある。さらには、それぞれのフェーズで生活者の自発的な「検索・共有・拡散」行動を誘発させるための施策を組み込むことも重要になる。