コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

“遅咲き女優”という意識はなかった(ゲスト:桜井ユキ)【前編】

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小学校3年生のときから女優になると決めていた

中村:ちなみに澤本さんほどのCMプランナーになると、かなりの量の会いたい人リストがあるんじゃないですか。

澤本:いやないですよ。

権八:本当に桜井さんに会いたかっただけだって。

澤本:2018年から2019年にかけて桜井さんすごいじゃないですか。

桜井:いやいやいや。

澤本:そうなんですよね。『マチネの終わりに』の試写会に呼んでいただいて観たんだけど、もちろん主役である福山雅治さん、石田ゆり子さんの恋愛描写も素晴らしいんですけど。(桜井さんの)演技が異常です。

中村:なるほど。

桜井:いやいやいや。

中村:その辺を中心に聞いていきたいと思います。まず初めにですね、毎回ゲストの方にお願いしている20秒自己紹介というコーナーがございます。「すぐおわ」は広告の番組ということでございまして。ご自身の自己紹介をラジオシーンの秒数20秒に合わせてやってみていただけませんかっていうコーナーでございまして。

桜井:緊張しますね。でも20秒か……。20秒たったら強制終了ですもんね。

中村:そうです。

桜井:はい、分かりました。

権八:お好きなように。どんなことしてもいいんですよ! 歌った方もいるし、ひとり芝居した方もいます。

桜井:えー……それはちょっと(笑)。

権八:普通に話した方もいます。

桜井:あ、ありがとうございます。

中村:じゃあいきましょうか。はい、ではどうぞ。

桜井:えーはじめまして。桜井ユキと申します。福岡県の久留米市で……間違えました、生まれは大分県です。久留米市で育ったんですけど、私ラーメン好きで!なんですけど東京のラーメンがイマイチ好きになれず、美味しいところがあったら後でお三方にお教えいただけたらなと思います。よろしくお願いします。カンカーン。

澤本権八中村:拍手

権八:いやーすごい。自分でゴング言った人はじめて。

桜井:(笑)。

権八:鳴ってないのにね。「カンカーン」って言いましたよ。かわいいじゃないですか。

桜井:でもいい感じに収まりました。

権八:完全にいい感じです。

桜井:いや良かった。

澤本:滑舌が素晴らしいですね。

桜井:いえいえ。

権八:結局どこ生まれなのかよく分からない。

桜井:いやごめんなさい。生まれは大分なんですけど、育ちが福岡県の久留米市っていう所で。でもほぼほぼ久留米で育ったんで今一瞬間違えたんですけど。生まれは大分ですね。

澤本:なんで久留米出身の人ってみんな芸能人になるんですか?

桜井:なんですかね。なんかこう、どすこい根性っていうか。

澤本:えーだって聖子ちゃんとかもそうでしょ。

権八:あー松田聖子パイセンもか。

澤本:久留米出身の芸能人挙げちゃったらキリがないよね。

権八:あれ、藤井フミヤパイセンとか。

澤本:あとソフトバンクの孫正義さんの高校も久留米なの。

権八:ちなみに私の叔父も福岡と長野のハーフなんですよ。父親が福岡でして。

桜井:えーなるほど。

澤本:久留米にいる時から女優になろうと思っていたの?

桜井:私、小学3年生ぐらいの時からなんの理由もなしに女優になりたいと思っていて。そのまんま成長しちゃった感じです。「なんでなりたいか分かってないけど、なろうと思っているからなるんだろうなー」みたいな感じで成長しちゃったので。

中村:子どもの頃から目立つのは好きだったんですか?

桜井:そんなことなくて。人と話すのが苦手な子供だったので、矛盾していたんですよ。やりたいというか、なるんだと思い込んでいる仕事と、自分の精神状態みたいなもののバランスがまったく取れていなくて。

澤本:その頃、憧れている女優さんとかいたんですか。

桜井:それがですね。映画とかドラマとかも見てなかったんですよ。

中村:なんすか、それ。

桜井:ちょっと本当に「どの口が言っているんだ」っていう節があるんですけど。

中村:面白いな。

桜井:でも本当に女優になろうと思っていて、卒業文集とかにも確か書いていて。高校の進路相談の時とかも「なんになりたいの?」って先生から聞かれて、「私東京に行って女優になるんで、就職活動も大学受験もしません」みたいな。「お前は何を言っているんだ」っていう話をよくされていました。「なんでなりたいんだ」って聞かれて、「いやー、小さいころからなると思っているんで、理由ないんですよね」ぐらいのテンションで答えてました。

権八:ご家族もなるもんだと思っていたんですか?

桜井:きっとどこかで「この戯言はなくなるだろう」ぐらいで思っていたと思うんです。だからこの間言われました。「本当になっちゃったね。あははは」って(笑)。

次ページ 「オーディションさえ受けさせてもらえなかった下積み時代」へ続く

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