エヌケービーは4月23日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛する人が急増していることを背景に、「自宅での消費活動や過ごし方」についてアンケート調査した結果を発表。調査日は4月2日。対象は、全国の20歳代~70歳代(ミルトーク登録者)の男女101名。「巣ごもり消費」と呼ばれる需要とその背景にある消費者のニーズを明らかにすることを目的とした。
調査では、「外出自粛により自宅で過ごす機会が多い中、買って良かったもの、失敗したもの」と「新しく始めたことや初めて利用したサービス・趣味」について質問。
得られた回答からは、家での食事が増えたことによる食品や調理機器、余暇時間を過ごすためのゲーム・本・動画配信サービス、運動不足を解消するための機器・フィットネスプログラムなどさまざまな「巣ごもり消費」が行われていることがわかった。そのほかにも、室内を快適にするための家具、休校措置による学習の遅れをカバーするための学習教材などへの消費についての回答も得られた。
調査の結果、同社は消費の傾向から生活者のニーズや意識を7つのタイプに分類。生活者に対しての分類ではなく消費の分類のため、生活者は複数のタイプを組み合わせた形で「巣ごもり消費」を行っているとした。