ユニクロ原宿店6月5日オープン 240台のディスプレイで着こなし提案

ユニクロは6月5日、JR原宿駅前の新商業施設「ウィズ原宿」内に「ユニクロ原宿店」をオープンする。3日に開かれた内覧会ではTシャツ専用売場「UT POP OUT」(1F)のほか、ユーザーから投稿されたスタイリング写真などを投影した240台のディスプレイが並ぶ売場「StyleHint原宿」(地下1F)などが公開された。

ユニクロCEOの赤井田真希氏は同日開かれた記者説明会で、原宿店について「人生を彩る服が楽しめる。わくわくするお店を体験してほしい」とコメント。ファーストリテイリング グループ執行役員の日下正信氏は「服という情報を収集・発見する図書館のような店を目指した。デジタルとリアルを融合した新しい体験を提供していきたい」と説明した。また、コロナ禍でEC 事業ニーズが顕在化したこともあり、「有明倉庫の自動化など進めていきたい」と展望を述べている。

(左から)ユニクロ マーケティング部統括部長の松沼礼氏、ユニクロCEOの赤井田真希氏、ファーストリテイリンググループ執行役員の日下正信氏。

クリエイティブディレクターはレイ・イナモト氏

「StyleHint」はユニクロが2019年10月にローンチした「着こなし発見」をコンセプトとしたアプリ。原宿店のディスプレイではユーザーが投稿した着こなし画像を表示し、気になるスタイリングからユニクロの該当商品、または近しい色味・デザインの商品を探すことができる。フロアマップが表示され、商品の売り場や在庫も確認できる仕組み。レイ・イナモト氏(I&CO)がクリエイティブディレクターを務め、ユーザーの体験設計などを手がけた。コンセプトは「未来の服のライブラリー」。

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