新常態におけるコミュニケーション 広報実務・研究からの問題提起

アフターコロナになっても継続するであろう新常態におけるコミュニケーションについて、今後の議論のためにも、ここで3つの仮説を提示しておきます。

仮説1:コンテンツからコンテキストへの回帰

社会的距離を保つことで失わざるを得ないことを穴埋めするために、従来以上に「コンテキスト」に重きを置いたコミュニケーションが求められてくると思われます。人と人との間の意思疎通と相互理解を深め、信頼関係を構築していくためには、背景にある状況や関係性を、エピソードやストーリーも絡めて、丁寧にコミュニケーションする必要があります。コンテンツだけに頼らない、受け手に受容されるような、コンテキストが主役のコミュニケーションが重視されてくるでしょう。これは、エクスペリエンス(体験価値)の提示がビジネス、特にマーケティングの世界で重視されるようになっていることとも合致しています。

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