書きたいのに書けないあなたに。

【前回コラム】「サボりそうになった時に見る実験コラム」はこちら

第58回「宣伝会議賞」の募集が始まりました(応募締め切りは11月19日)!第58回「宣伝会議賞」の審査員の方々のコラムをリレー形式で紹介していきます。第4回は尾形真理子さんです。

尾形真理子
Tang
クリエイティブディレクター/コピーライター

2001年博報堂入社、2018年Tang 設立。企業のスローガン開発、ネーミング、ブランディングコミュニケーションの設計をはじめ、数々の広告制作を手掛ける。主なクライアントに、SHISEIDO、LUMINE、KIRIN、NISSAN、FUJITSU、Tiffany&Co.など。TCC賞、ACC賞、朝日広告賞グランプリなどをはじめとして、受賞多数。その他、小説、コラムや歌詞なども執筆。

 

コピーを書こうとして、まったく書けない時ってありますよね。

わたしはよくあります。考えているつもりで窓の外を眺めていたり、書かなきゃと思いながら漫画を読み始めたり、目も当てられません。やる気がないわけじゃないのに。わたしだけでしょうか。

しかし最近ようやくその理由がわかりました。なにを書けばいいのかが、自分自身がわかってないのです。どうやったら売れるのか、どうやったら好意度が上がりそうなのか、自分の中に具体的な道筋のイメージがないままにコピーを書こうとしている。つまりは、勝ちを期待できる作戦が見えていない。

たとえば、さして自分が興味のない本や音楽のレビューを書くのはしんどいです。しんどいわりにやたら時間がかかる。それはやっぱり「なにをオススメするのか」を、自分の中で掴めてないからだと思います。逆に「推しどころ」を掴めているもののレビューならば、スムースに書けた経験があるのではないでしょうか。

コピーも同じなのだと思いました。当たり前のようですが、まずは「何を考えたらいいのかを考える」。勝ちにいけそうな道筋が見えるまで考える。これから自分が書くコピーは、なんのための言葉なのかをクリアにする。勝てる作戦を実装したコピーは、自ずと力を持ちます。そして何より、何よりも、コピーを書くのが楽になります…(笑)

月刊『宣伝会議』12月号

月刊『宣伝会議』12月号(10月30日発売)

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今年で第58回を迎える「宣伝会議賞」は、「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々に活躍の機会を提供してまいりました。前年度は62万点以上の作品応募があるなど、日本最大規模の広告賞となっています。クリエイティブ能力に自信のある方も、力を試してみたい方も、自分の新たな可能性を発見するチャンスです。

第58回「宣伝会議賞」審査員
第58回「宣伝会議賞」審査員
第58回「宣伝会議賞」審査員
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