「なにをやっているかもすごく明快に…」
ハヤカワさんが興味を示したのは、野澤さんが影響を受けた人が誰なのか。
野澤さんは、「志村けんさんが最も会ってみたい人だった。言葉をつくるときの学びになっている」と声を大にします。
誰かを置き去りにした表現は多くの人の心には刺さらず、「ちゃんと誰にでもわかるような言葉を使うことや誰でも理解できるなど、お茶の間に対して“真摯な態度で向き合うことが意外と大切な商売だな”って、やってみて思う。そしてそれを、志村さんは“笑い”という形でやっていらっしゃった方だなって。