お笑い第7世代がランクイン around20が選ぶ、2020年のトレンド大賞

SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)」は、11月10日、around20(15歳〜24歳)と定義する600人の女性を対象に調査した「トレンド大賞2020」を発表した。

基本の6部門のラインナップは上記の通り。

3回目を迎える今年は「ヒト部門」「アーティスト部門」「ドラマ・番組部門」「コスメ・スキンケア部門」「ファッション部門」「カフェ・グルメ部門」の6部門に加え、2020年のコロナ禍ならではのトレンドとして、番外編「おうち時間トレンド大賞 2020」を設け、「おうち時間の過ごし方部門」「おうちカフェ部門」で大賞を決定した。ノミネート一覧については、12名の高校生・大学生とSHIBUYA109 lab.で選定している。

ヒト部門:第7世代お笑い芸人がTOP3に

SNSを中心に話題となった人物が対象の「ヒト部門」。1位から3位まで、第7世代のお笑い芸人が席巻する結果となった。今の若者は「みんなが違って当たり前であり、違いを認め合う」という多様性に対する受容度が高く、誰かを貶めたり、傷つけたりするようなことに対する抵抗感が強いのが特徴。2019年後期ごろからTikTokなどを中心としたSNSでの活動で、若者との接点が増加したことに加え、お笑いのネタや、彼らがSNSで発信しているメッセージに共感していることもポイントだという。

アーティスト部門:邦人アーティストが活躍!共通点はTikTok

第1位に選ばれたのはオーディションプロジェクト「Nizi Project」により結成されたグローバルガールズグループ「NiziU」。プレデビュー曲「Make You Happy」は、“縄跳びダンス”が話題となった。第2位は男性シンガーソングライター「瑛人」。「香水」が大ヒットし、有名人たちがカバーするなど、二次創作が楽しまれた。第3位はデビュー曲「夜に駆ける」がTikTokで話題になった2人組の音楽ユニット「YOASOBI」。ランクインしたアーティストの共通点は、TikTokが起源となっていること。楽曲を使用したダンスや歌ってみた動画を中心とした投稿が広がった。

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