【前回コラム】「「とにかく、変なことばっかり起きるドラマ」って言われた時に、自分の中でしっくりきた(ゲスト:鈴木おさむ)【前編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は6月21日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
放送作家を目指すきっかけは『夢で逢えたら』
権八:
おさむさんのWikipediaをさっき見て、「そうなんだ」と思ったんですけど、元々は『夢で逢えたら』(フジテレビ、1988年~1991年)を見て作家を目指されたっていうのは本当ですか?
鈴木:
そうですそうです。澤本さん、今おいくつですか?
澤本:
僕は54歳です。
鈴木:
じゃあちょうど、ダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさんとかと同じ世代ですよね。
澤本:
はい。
鈴木:
僕らはそういう世代の人を高校の時に見ていた世代なんですよね。それで、当時はやっぱりテレビがめちゃくちゃキラキラしていたんで……。
中村:
していましたねー!フジテレビ。
鈴木:
はい。それで『夢で逢えたら』という番組を見た時に、“作家性”を感じたんですよね。「作家がつくっているなあ!」って感じがして。
権八:
番組見て芸人やタレントじゃなくて、作家に興味が……。
鈴木:
そうなんですよ、作家の匂いがあるように感じて。そこからですね。
権八:
その時は高校生ですよね?そこから、アルバイト?そういう感じで作家の仕事に飛び込んでいった感じですか?
鈴木:
大学で東京に出てきたときに、放送作家をやりたいなと考えていたら、たまたまテレビで太田プロのお笑いのオーディションのドキュメンタリーをやっていて、放送作家の人が審査をしていたんですよ。それで、ここに行けば放送作家に会えるんだなと思って、太田プロダクションの電話番号を、当時ネットもないんで「104」の番号案内で聞いて電話をかけて、「芸人のオーディションを受けたいんですけど」って嘘をついて履歴書を送ったんです。
