ビデオリサーチは5日、2021年の正月の三が日に関東地区で放映されたテレビCMの動向を発表した。企業別のCM本数のトップ3は前年の同調査と同じく、興和、ダイハツ工業、スズキという結果に。タレント別では橋本環奈、ももいろクローバーZ、大泉洋がトップ3となった。
本データは同社グループのビデオリサーチコムハウスが、関東・関西・名古屋地区におけるテレビCMのオンエア状況を調査している「テレビ広告統計」のデータを元に、2021年1月1日午前0時~1月4日午前0時に関東地区(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)でオンエアされたCMについてまとめた(速報値)。
今年の正月三が日では、企業数で610社、CM本数で1万1568本のテレビCMが関東地区で放映され、2020年の625社・1万1572本から企業数は微減となったが本数は横ばいとなった。
企業別は興和・ダイハツ工業・スズキがトップ3
企業別では、興和が前年に続き首位に。2位のダイハツ工業、3位のスズキも前年同様の順位だった。自動車メーカーでは、前年118位だったが日産自動車が6位となり前年より大幅に出稿本数を伸ばした。また、前年ではトップ10圏外だったソフトバンクが7位(前年37位)、KDDIが8位(同109位)となるなど、大手携帯キャリアがトップ10入りした。
