震災から10年、住民参加型ニュースサイトの軌跡 ①新聞記者から、市民メディアへ

日本初のVR動画ニュースサイト、「TOHOKU360」を立ち上げる

宮城県に赴任してからは慣れない記者職に戸惑いながらも、担当業務の合間を縫って被災した沿岸部へ足を運び、地域の方々からお話を伺いました。震災後、沿岸部は土地のかさ上げや宅地造成工事、防潮堤の建設にインフラの整備…と、日々姿を変えてきました。新しくそこに生まれる風景もある一方、その一瞬にしかない、消えゆく風景がたくさんありました。目の前の、その一瞬の空気をそのまま閉じ込めるように、この風景や人々の語りを書き残せないか。そんな思いで取材を続けていました。

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