企業姿勢はリリースに宿る 通信大手の情報不正持ち出し問題

この差は、不正競争防止法を意識しているからです。技術情報の持ち出しが不正競争防止法違反に該当するのは、当該技術情報が「営業秘密」に該当する場合に限られます。そのため、楽天モバイルは「営業情報」「技術情報」との用語を使用し、必ずしも不正競争防止法違反になるとは限らないことをメッセージとして伝えています。他方で、ソフトバンクは「営業秘密」との用語を使用し、不正競争防止法違反であることは間違いないという前提でリリースを作成しているのです。

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