「W Osaka」オープン 大阪の粋な遊び心が、ミレニアル世代を動かす?

安藤忠雄氏と日建設計がデザイン

地上27階地下1階、黒を基調に鉱石の結晶体をイメージしたモノリシックな外観で、ホテルを“Blackbox”に見立てた。

世界中のトレンドセッターから支持を得てきたブランドエッセンスを「W Osaka」のデザインとして具現化したのは、地元・大阪出身の世界的建築家・安藤忠雄氏と日建設計だ。

「W」独自の大胆なインテリアデザインやサウンドがあふれる活気に満ちた空間をあえて内に隠し、外見は“Blackbox”に。ゲストにサプライズを仕掛けたというわけだ。これは、江戸時代に「奢侈禁止令」が言い渡される中、富裕な大阪商人たちが表向きは控えめで物静かな装いとしながらも、羽織の裏地にコッソリと華やかな意匠を施したという粋な反逆者たちへのオマージュである。

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