人から役柄をつくる、今泉作品の魅力の裏側(ゲスト:今泉力哉)【後編】

撮影当日に脚本を書き加えて、俳優にもスタッフにも呆れられた

澤本

:脚本は大体どのくらいの期間で書かれたものなんですか?

今泉

:結構かかっていましたね。少なくとも半年以上は書いていたかも……。頭から書くことが普段できないので、パーツごとに思いついていく感じ。古着屋で働いている主人公が自主映画に出演依頼をされるけど、撮影は素人なんでうまくいくかどうか分からない、という話が最初にあって。その前後の恋愛や、人間関係、色んな事情をあとからどんどんつけていきました。撮影の2、3週間前に一回本読みをメインキャスト集まってやりましたけど、本読みの脚本と完成した映画は全然違っていて(笑)。

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