転換軸その①
「その手があったか」→「そこまでやるか」
これまでのアワード審査でよく聞こえてきたのは「その手があったか」という、これまでとは異なるアプローチによるコミュニケーション設計だ。それは伝えるメディアや表現方法の新奇性など、ある種の実験的試みを経て成果に至ったものが多く、その奇抜なアイデアや、「ベーシックパターンから脱却し、よく新しいことへチャレンジしたね」「クライアントをよく説得できたね」というエージェンシーの勇気を称えるような視点でもあった。