メルカリは、新テレビCM「メゾンメルカリ・新品じゃなくても」篇の放映を開始。9月30日の朝日新聞に、同じメッセージで30段の新聞広告を掲載した。
CM の舞台は、おなじみのメゾンメルカリ。「欲しい料理道具が結構高くて…」と悩む草彅剛さん。「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?メルカリでも」と、メゾンメルカリ住人の伊藤沙莉さんがアドバイスする。その言葉に気づかされた草彅さん、今度は、欲しいキャンプ道具を買うふんぎりがつかないと話す草薙航基(宮下草薙)さんに「それ、新品じゃなくても いいんじゃない?」と伝える。「このゴルフ用品、買っちゃおうかなー…」と悩む伊藤さんに、草薙さんがアドバイスをしようとすると、伊藤さんは「新品じゃなくてもいっか」と自分で解決する。メゾンメルカリの中に、いつのまにか「それ、新品じゃなくても いいんじゃない?」というアドバイスが連鎖していった。そして、メゾンメルカリ の住人たちが結成したバンドによる「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」の演奏が始まった。
今回のCMでは、買い物に悩むメゾンメルカリの住人たちが、「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」という新たな選択肢に気づいていく様子が描かれている。
「昔はそうでもなかったのに、私たち現代人は無意識のうちに、新しいモノを買うことが当たり前な生活を送っています。新しいものはワクワクするし、色んな利便性がある。でも、全部が全部、新しいモノで暮らす必要は、実はどこにもない」と、クリエイティブディレクター 松井一紘さん。
「昨今、世界中で叫ばれているサステナブルや地球環境への配慮。我々の生活の中でも身近に感じられることが多くなってきました。メルカリの本質的価値も、実はそこにあるのではないか。 単なるモノのやり取りを越え、モノの価値をころさずに、必要とする次の人へ循環させている。 それがめぐりめぐって、地球にも、すごくいいことをしている。あるモノは新品でもいいし、またあるモノは新品じゃなくてもいい。そんな気づきや価値観が少しでも広がったらいいなと思い、全員で目線を合わせていきました 」