そして、その書き方を高橋氏はそのままプレスリリース上で実践するのではなく、サステナビリティに関する広報誌創刊の中で活かした。常盤工業のサスティナビリティニュース『RE;TA』だ。「サンコーさんの書き方は、要は取捨選択を受け手に委ねる形。こういった発信側の押し付けにならないような書き方で情報を出したいな、と思いました」。例えば、メイントピック「災害用マンホールトイレ築造浜松市内の中学校5校に、災害時に使用できるマンホールトイレ築増しました」。無理にキャッチーさを狙わない、淡々とした表現に「受け手に委ねる」という姿勢が感じ取れる。
情報の「受け手」と「送り手」両方の視座に立つことが広報として重要
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