cotta、竹下製菓 社長対談「生活者インサイトをつかみ企業ブランドをアップデートする」

これだけ買ったら簡単につくれるというパンづくりキットを提案。抽選1万名に対し33万名応募。選択肢を絞った見せ方で、マニアック路線を脱却。非顕在層にアプローチ。

 

2021年2月にバレンタインキットを販売。「つくってみたいけど難しそう」という不安を払拭。当初の予定を大きく超えて3万個販売。

 

 

ブランドを再認識する仕掛け

竹下

:日持ちするのでお供えものとして置かれることの多い砂糖菓子があるのですが、日常で食べる人が減り、大量生産でつくるメーカーが当社以外なくなっていました。今風に生まれ変わらせればニーズがあるのではないか、と形状とフレーバーを変え、百貨店に入っている直営店で販売する高級お菓子としてリブランドをしました。九州のご当地食材を練り込んでいます。ちょっとした手土産にも使え、「ブラックモンブランの会社がこんな面白いことをやっているんだ」と取り上げてもらえるようになりました。

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