アーバンリサーチは4月22日、新たな機能性素材「UR TECH」シリーズの新キャンペーン「URBAN RESEARCH TECHNOLOGY Inc.」を開始した。伊藤沙莉と渋川清彦を起用し、架空の会社で働く研究員を2人が演じるWeb CM3本を公開した。2人の名刺やポラロイドと同社ロゴのみで構成される、謎めいたティザーの交通広告もスタートしている。
今回は「UR TECH」の中から、「高機能リネン」「ひやサラクール」「Smart Linen Touch」という3種類の素材を活用した商品を販売する。これに連動し、Web CMでは3つの機能を紹介している。
同時に東京都内の7駅、大阪府内の2駅でティザーの交通広告3種も開始。アーバンリサーチのロゴと、研究員である2人の名刺やポラロイド写真のみで構成されたグラフィック広告を展開中だ。
博報堂 Gravityのクリエイティブディレクター 佐々木裕也氏によると、架空の会社の設定でありながら徹底してリアルにこだわり、その中で、2人の名刺をつくってそれ自体をOOHにするなどのアイデアも生まれたと言う。
「実際に掲出された名刺は、浮き出し加工を施すバーコ印刷で行っており、本当に貼られているかのような質感も出すことができて、実際に触っている人なども見かけることができて嬉しかったです」(佐々木氏)。
プロモーション展開にあたり、アーバンリサーチでは「UR TECHを長く続く定番アイテムにしていきたい。そのためにまずはUR TECHの認知に焦点を当てたい」というオリエンを実施した。
加えて、アーバンリサーチ 執行役員の齊藤悟氏(デジタル事業本部デジタル営業部部長)は社外だけでなく、社内にも「UR TECHという生地がいかに優れているか」を認知してもらう必要があると考えていた。
「広く正しく知っていただこうと考えた時に、お客さまと社内へ同時にプロモーションをした方が、正確かつスピーディに、UR TECHの魅力を適切に伝えられるのではないかと思い、今回は特に動画をメインにしたキャンペーンの実施に至りました」(齊藤氏)。




