人と社会を動かす「共感の深度」の見つけ方

そこで、「美味しいグルメが食べられるお店」ではなく、「この先なくなってしまうかもしれないお店」をテーマに地元グルメを紹介していこうと考えた。どんな人であっても、幼い頃や若い頃に通っていたが、最近では行く機会がなくなった地元の飲食店という“共有体験”があるものだ。すなわち、「町にある飲食店に足を運びたくなる」という人々の行動を生み出すために、「共感の深度」をあえて深く、ある意味“ニッチ”に設定したのだ。その結果、多くの市民が近くの絶メシ店に再び足を運ぶようになり、絶メシとして紹介された飲食店の売り上げが軒並み増加したのである。

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