今回は丸大食品の「スンドゥブを家で食べよう」と思いたくなるアイデアについてのオリエンテーションです。課題詳細ページはこちら。
スンドゥブとは韓国料理の人気メニューのひとつで、柔らかい豆腐でつくる1〜2人用の鍋もののこと。丸大食品では、15年前から日本の食卓にスンドゥブを普及させることに努めてきました。そして今回、スンドゥブの国内シェアNo.1ブランドとして「売上No.1のスンドゥブをお家で食べよう!」と思いたくなるようなアイデアを募集します。
丸大食品は、大阪府に本社がある食品製造業の会社です。主な製品群にはハムやソーセージ、そして今回のスンドゥブを始めとする調理加工食品があり、従業員数は約5200名となります。
スンドゥブが日本に入ってきた経緯は、1990年代後半「メタボリックシンドローム」が世界的に話題となり、特にアメリカで国を挙げて対策に取り組んだことに端を発します。主食の炭水化物代わりにヘルシーな豆腐を食べることが大流行となり、まずはアメリカでスンドゥブのブームが起きました。その後、アメリカから日本へスンドゥブを持ち帰った人たちが2003年に初めて専門店を展開。丸大食品でも2007年に「スンドゥブ」シリーズを発売し、2021年には発売15周年を迎えました。
幅広いラインナップで「シェアNo.1」
丸大食品のスンドゥブのラインナップは、300グラムのパウチタイプでは6種類、3袋入りタイプでは3種類を展開。特にパウチタイプでは定番の「辛口」はもちろん、「ごま豆乳スンドゥブ」や海老、帆立のスンドゥブ、そして、辛いのが得意ではない方のために「辛くないスンドゥブ」まで幅広い商品を展開しています。
作り方は簡単で、鍋にスープを入れて温めたら、豆腐や魚介類などお好みの具を加え、卵の黄身をのせれば完成です。
スンドゥブの市場規模は、2019年からの2年間で113%の伸び率が見られましたが、私たちはこの市場はまだまだ伸びるものと考えています。実際、「スンドゥブ」自体の認知率は約7割と高いのですが、実際に食べたことがある人は約4割にとどまっているのが現状です。