そこで今日ご紹介するのが、コピー年鑑です。高い!重い!場所もとる!Tips的に使えることはほぼ書かれていない!コスパ、控えめに言って最悪!でも、この分厚い本には、コピーライターたちがああでもないこうでもないと、それぞれの頭を働かせて考えた実例ばかりが載っています。こうするといいよ!と誰も親切に教えてはくれないけれど、こんなふうに書いてもいいのか、とか、自分ならどうしよう、とか、とにかく自分の頭を使って考えて自分のコピーを書くしかないんだな、という覚悟のような諦観をくれる。教えてくれない本だから、考えるしかない。いい制作者への羨望とか嫉妬とか、人間らしいどろっとした感情も刺激してくれます。ため息をつきながら、この人たちは自分と違って特別なんだよ……と本を閉じるか。よし、もうちょっとジタバタ考えてみようか……と思うか。それは自由。年鑑は全て、あなたに委ねられている。定価22,000円(税込)です。
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東京コピーライターズクラブ(TCC)
東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーの団体。毎年、前年度に実際に使用された広告の中から、優秀作品を選出。その制作者を「TCC賞」受賞者として発表し、受賞作品のほか優秀作品を掲載した『コピー年鑑』を発行している。TCC新人賞審査に応募し、新人賞を受賞することで入会資格が得られる。2024年度の編集委員長は、尾形真理子氏。『コピー年鑑2024』の詳細はこちら
東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーの団体。毎年、前年度に実際に使用された広告の中から、優秀作品を選出。その制作者を「TCC賞」受賞者として発表し、受賞作品のほか優秀作品を掲載した『コピー年鑑』を発行している。TCC新人賞審査に応募し、新人賞を受賞することで入会資格が得られる。2024年度の編集委員長は、尾形真理子氏。『コピー年鑑2024』の詳細はこちら
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