もし、自分の一存でA社に決めて、キャンペーンが失敗したら? その担当者はきっと、責任を追及されるでしょう。最大手の代理店に依頼して失敗しても損失は同じですが、責任の追及され方が違います。「最大手に頼んで失敗したのだから、そもそも難しかったプロジェクトなのだろう」という気持ちが働くのが人情です。
真面目な人ほど、競合の勝敗を左右する「もう片方のスキル」に気づかない
更新日 / 公開日
もし、自分の一存でA社に決めて、キャンペーンが失敗したら? その担当者はきっと、責任を追及されるでしょう。最大手の代理店に依頼して失敗しても損失は同じですが、責任の追及され方が違います。「最大手に頼んで失敗したのだから、そもそも難しかったプロジェクトなのだろう」という気持ちが働くのが人情です。
2006年ADK入社。競合プレゼンの存在すら知らなかった営業時代を経て、2010年より戦略プランナーとして大阪へ。一転して競合プレゼン三昧の3年間を過ごし、勝率5割を達成。ところが東京に戻ってからは、思うように勝てない日々が続く。業界3位の広告会社で苦しみながら戦い抜いた10年以上に及ぶ経験と、百を超える競合プレゼンで溜め込んだ知見を、競合に勝つための方法論として体系化。2023年、著書『競合プレゼンの教科書 勝つ環境を整えるメソッド100』を上梓。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。