広報業務を効率化し広報企画を改善するためのKPIなのか、営業支援の効果を捉えるためのKPIなのか、生活者からの自社評価を知るためのKPIなのか。目的に応じて可視化するべきデータは異なってきます。
「SNSであればフォロワー数、リリースであれば掲載数など、効果測定の指標は多様に存在します。しかし万能薬ではありません。KPIを可視化して分かるのは、そこで設定したことだけ。効果測定の限界を理解する必要があります。そのうえでKPIを設定し、広報活動に役立てていくならば、あなたの組織のトップは広報活動に何を期待しているのか、どのような経営課題を解決しようとしているのか、広報活動がうまくいっている状態とはどういう状態を指すのか。こうしたことから逆算して設定することになります」。