メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

永谷園「お茶づけ海苔」90年代CMをリバイバル 現代の若者が食べるきっかけに

share

永谷園は、9月9日からインスタント食品「お茶づけ海苔」のCM 「ただいまお茶づけ中」篇のリバイバル放映を開始した。同商品の発売70周年を記念したもので、1997年に放映され話題を呼んだ同CMを採用している。企画制作は東急エージェンシー。

電話のベルが鳴る中、一心不乱にお茶づけを食べる男性が映し出されるというシンプルな内容ながら、その“食べっぷり”が注目を集めた同CM。男性は東急エージェンシーの松村雅史さんだ。

本CMは“若い世代に、お茶づけのおいしさとその存在を再認識してもらいたい”という意図から、元気な若者の食べ方をイメージして制作された。当時の永谷栄一郎社長が、タレントの代役としてお茶漬けをおいしそうに食べる松村さんの姿に惚れ込み、正式な出演者として起用されたという経緯がある。

「ただいまお茶づけ中」篇(30秒)。

松村さんは出演が決まった当時について「ほとんど何の感想も起きないくらい、『はっ』という感じでした。前例もなかったですから、反応のしようがなかったです。後からいいのかなとは思いましたが、その時は『じゃあ出ます』といった感じでした」とコメントしている。

放映当時、永谷園は同CMの放映によって若年層の認知を拡大。商品の購買促進にもつながった。今回、発売70周年のタイミングで当時のCMをリバイバル放映することで、現代の若者が同商品を食べるきっかけにつなげたいとしている。