イオンリテールは10月1日、MVNOサービス「イオンモバイル」利用者向けのサポートサービスを始める。利用者の定着を図る目的。イオンやイオンスタイル、イオンモールなどに出店する「イオンモバイル」158店舗で実施する。
「スマホメンテナンス」と銘打ち、料金プランやデータ通信容量の見直しなどをサポートする。スマートフォンの不要なアプリの削除や、ディスプレー設定など、基本的な操作の手助けも行う。所要時間は20分程度。
イオンモバイル 商品マネージャーの井原龍二氏
顧客満足度を高め、サービス自体への好意度を高める。商品マネージャーを務める井原龍二氏は、「イオンモバイルでも大手キャリアと同じような販促をしてみたが、そういった獲得は最善策ではないと考えた。イオンモバイルというサービスに魅力を感じて利用いただくほうが長期利用につながる」と話す。
使い方など、スマホに関する問い合わせ対応の平準化を図る狙いもある。「使い方などについてのご案内は、これまでも店舗でつど実施してきたが、サービスレベルの統一を図りたい。3G停波でスマホへの乗り換えは今後も続く。〈スマホメンテナンス〉はサービスとしての強みのひとつになる」(井原氏)